最近 お客さんのネタを書いてなかったので 久々におひとつ
名前は出しませんが 有名な枕(ゴムが使われています)を買いに来られたお母さん
お母さん 「○○の枕置いてますか」
おっちゃん「置いてません 通気性が悪いことないですか
蒸れませんか」
お母さん:「通気性がいいと書いてありますよ
実は使ってるのですが子どもが私の枕をとるので
同じものを買ってやろうと思って・・・」
おっちゃん:「うちは低反発とかいうのは置いてないし
高さを調節できないものもやってないんです
子どもさんはおいくつですか」
お母さん:「一歳半です」
おっちゃん:「それって高さ変えられるのん」
お母さん:「いいえ高さはひとつだけです
でも誰にでもあうようになってると書いてあります」
おっちゃん:「ええっ 誰にでもあう枕はありません
親が使える高さの枕を一歳半の子どもには
使えません ずっと使ってたらお子さんの首
おかしくなってしまいますよ
一歳半の子どもに枕はいりません
ぜったいに使わせてはいけません
すぐにやめてあげてください」
お母さん「でもそれを使わないと寝ないんです」
おっちゃん:「それやったら 寝始めだけおかあさんの枕を
使わせておいて寝入ったらすぐに取り上げましょう
そんな枕買わんでもよろしいで」
こういう例はたくさん聞きます 子どもが親の枕を使いたがるので買ってやりたいのはわかりますが 変な癖をつけないことです。高さの合わない枕を小さいときから使い続けると首の変形にもつながります。何かを持たないと眠りについてくれないときは抱き枕のようなものを持たせるだけでいいので実際に枕を使うことで寝始める癖をつけないようにしましょう。
高くて首に合わない枕を小さいときから使い続けるとだんだん高い枕が好みになっていきます。それで将来 首の具合が悪くなって 原因は高い枕を使い続けてきたからと言われたら お母さんが責められますよ 「なんで私にあんな高い枕使わせたん もうちょっとちゃんと考えてくれたらこんなことになれへんかったのに」 なんて言われても手遅れかもしれませんでぇ
同じことは敷ふとんにもいえます 小さいときから天然素材のいい敷ふとんにねていたら・・・と大人になってから気がついても遅いでっせ
子どもの敷ふとん、枕 ちゃんと選択してあげてくださいね 子ども自身で選択することはできないんですよ 寝具を整えるのは親の義務です