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一昨日、羽毛ふとんのリフォームをしてほしいということで初めてのようなお客様が入ってこられました でもどっかで見たようやけどなと思いつつお話を進めました

おっちゃん:「当店のリフレッシュ加工は 中身を取り出して水洗い、選別、乾燥してから新たに側に詰め替えるという方法です よくあるスチーム洗浄とかいうのとは違いまっせ だから、ホントにキレイになります」

お客さんはサングラスかけてはって よう顔が見えへんけど やっぱり、どっかで見たようなんで・・・

おっちゃん:「以前、うちでふとん買ってもらってますか」

お客さん:「はい、そうなんです 私が結婚するとき、もう17年も前です 母がこちらで買わせてもらったんです 私らも近くではなかったし たまたま通りかかったら「まつい」というテントが目についたんであの時のふとん屋さんかなと思って入ってきました 以前○○区で商売してたときのことです」

そういわれればお母さんの顔によく似たはるけど 本人には会ったことがなかったので わからなかったみたいでした

その後 連絡が取れなかったので 顧客名簿からはずされていました

お客さん:「あの時買ったふとんなんですけどやり直せるかしら かなり傷んでるんです」

おっちゃん:「一度、見に伺います その場で開封して判断します」

ということで昨夜 おうちに伺ってきました

お客さん:「掛はこれなんですけど 敷はどうでしょう」

そこで通された部屋は北側のフローリングの部屋、 そこに17年前の敷ふとんを2枚重ねて娘さんが使ってはります

おっちゃん:「掛を見る前に この敷の状態 ものすごく悪いんですけど・・・」

お客さん:「えっ そうなんですか どのように・・・」

おっちゃん:「冷え性とか 内臓の調子悪いとか 腰が痛いとか 言ってませんか」

お客さん:「・・・・全部その通りです・・・」

おっちゃん:「これでは冷えますわ それに干してないみたいやし 17年間一度もメンテナンスしてないでしょ せめて水洗いでもしてはったらいいけど この状態ではもうあきらめないとあきませんわ」

お客さん:「まったく、その通りですわ 娘がいないとき寝たことあるんですけど 冷たくて寝られへんかったんです ちょうど1月頃やったんで冬やからしかたないと思ってたんですわ」

おっちゃん:「極端やけどね この程度の装備で寝るということは山の中でテント張って寝てるよりひどいかもしれまへんで まだ 夏やし 今のうちに全て考え直しましょ 羽毛ふとんは今 あけてみましたけど ピリングとゴミが非常に多くなってるけどこれは元に戻せますので持って帰りますね」

まあ 知らないということはエラいことですな こういう寝具の状態で睡眠をとってるから 不眠や冷え性とかいうことで 結局いろんなもんに頼ることになるんですやろね もうちょっと早く、気づいていれば 寒い寒い冷える冷えると体を酷使することもなっかたのに・・・

せやけど、ここでおっちゃんと再会できたと言うことはほんまによかった     ええご縁がまたできたということで またまた北側フローリングの部屋に寝るねん大作戦がくりひろげられるというこですわ

いろんな人に大切な思いを伝えたいので
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